受験戦略① ~経済学部卒のUSCPA学歴審査と出願州~

今回は合格への主な要素4つ「1.予備校」「2.勉強環境」「3.受験戦略」「4.モチベーション」のうち、その3「受験戦略」の一回目です。

まず私が最初に通っていたT社は1年での完全合格をうたっていますが…

勉強開始時点の土台が下記に挙げる私の主な要素と大きく変わらない方は、1年での完結はまず無理です。諦めてください。

  1. 経済学部卒(会計専攻等ではない)
  2. 簿記2級
  3. 経理実務の経験なし
  4. TOEIC600点程度

【受験戦略① 学歴要件と出願州】

まずUSCPAには基本的に出願州によって学歴要件が異なるため、この確認から入ります。examのpassまでで良いのか、ライセンスまで取得したいのかでも違ってきますので、そこも踏まえて予備校に相談すれば、割とすぐ学歴審査をを返してくれます。(下記のような感じ)

私は上記の審査結果に従い、まずは出願要件的に負担が少なかったメイン州(※現在、要件は変わっていると思いますのでご注意ください!!)に決め、T社のサポートで追加単位を取得した後、出願し試験を受けました。なお、その後、企画部門で一部会計実務の経験をする機会を得たので、実務経験の申告さえ認められればライセンスが取得できるワシントン州に最終的なUSCPAのpass履歴をトランスファーし、追加で会計単位を取得した後、晴れて「ワシントン州 米国公認会計士」のライセンスを取得しました。

トランスファーの手続きは面倒でしたので、最終的にライセンスまで取りたいと思っている方は、その州で出願できるように始めからを単位を取るべきなのか、まずはexamをpassすることを優先するのかを予備校とも相談して決めることをお勧めします。ちなみにどちらにせよ単位取得自体は難易度も高くなく、認定テストに時間制限等もないので比較的簡単に取れるものですのでご安心ください。

まずこの追加単位取得の時間が冒頭の「1年完結」の期間には入っていないことに留意が必要です。手続等も含めて、最低1ヶ月は見ておく必要があるでしょう。私は経済学部卒(会計専攻等ではない)でしたので、上記で必要と診断された会計単位15単位の取得に1~2ヶ月程度を要しました。

次回は勉強を始めるにあたっての基礎知識について書かせていただきたいと思います。

受験戦略②につづく…

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