久しぶりの更新となってしまいました。何を思い立ったか8月から簿記一級の勉強を始めてしまったためブログを更新する時間がなく…ちょっと頻度は落ちてしまいそうですが、USCPAと簿記一級の勉強比較なんかも面白そうかと思いますので、ゆるゆると更新続けたいと思います。
今回はワシントン州ライセンス取得に必要な実務経験ということで、私が認めてもらった実務経験をお示ししたいと思います。早速ですが下記が私がワシントン州に提出したResume(英文職務経歴書)になります。これをもとにサイナーのインタビューを受け、Experience Affidavitにサインをもらった上で併せてワシントン州のBoard of Accountancyに提出するということになります。<ライセンス取得をする意義についてはこちら(8/6:USCPAのライセンス取得)>

ワシントン州のライセンス取得で必要なのは基本的に「1年以上、最低2,000時間の会計に関わる経験」という規定がメインであり、下記の原文のとおり経理業務に始まり、経営企画やコンサルティングなど幅広なので、そもそもUSCPA取得に興味を持つような人は大方経験があるだろうという内容です。
<原文(ワシントン州のBoard of Accountancyサイト)>Be a minimum of 12-months, consisting of at least 2,000 hours, through the use of accounting, issuing reports on financial statements, management advisory, financial advisory, tax, tax advisory or consulting skills.
私の場合は2009年~2012年の3年間電力トレーディングの仕事において経営企画系の仕事や収支メリットの算定(トレーディングでどのくらい儲かったか、損をしたかの分析)、与信管理や伝票作成等をやっていたので、それをメインに記載しました。さらにUSCPAのexamにパスするタイミングで偶然にも経営分析の部署に異動になり、原価管理・収支分析の仕事がメインになり、2014年からの数ヶ月経過していたので一応それも記載したという感じです。
ということで、見ていただいて分かる通り、経理部や監査対応をする部署には全く所属したことがなくてもライセンス取得が認められました。むしろ民間の企業に勤めていて会計が関わらない仕事というのは存在しないと思いますので、こちらのResumeも参考に「会計の実務経験バッチリあるぜ!」というアメリカ人的どや顔で職務経歴書を書いてみることを皆さんにもお勧めいたします。
最後になりましたが…TOEIC705点(当時)でもUSCPA受かります!(笑)

「ワシントン州USCPAライセンスの実務要件」への1件のフィードバック